ビタミンは5大栄養素の一つで私たちに欠かす事のできないものです
意外と知られていないビタミンについてのお話をします
ビタミンの吸収率は、様々な要因に左右される為、正確な値を出すことは難しいとされています
一般的に体内のビタミンが不足している場合や、摂取量が少ない場合は吸収率が高くなると報告されています
ビタミンには【水溶性】と【脂溶性】の2種類存在します
水溶性ビタミンは腸で吸収されて肝臓につながる門脈血に入り、タンパク質と結合して吸収されます
貯蔵が一定レベルを超えると吸収されずに体外へ排出されます
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は食事で摂取される脂質と基本的に同じ形で吸収されます
胆汁酸などによって乳化されること(混合ミセル)が必須で、混合ミセルの状態で体内に吸収されたのち、脂質輸送タンパク質であるカイロミクロンによってリンパ管で輸送されます (直接肝臓には向かわない)
食物中の脂質が少ない状態では吸収に必要な混合ミセルの形成が不十分となる為、脂溶性ビタミンの吸収が悪くなります